本当に国際商取引は難しいのか?

取引の相手方が外国の場合,まずは,管轄の問題があります。
つまり,どこの裁判所で,どの法律を使って解決するのか,難しい法律問題があるのです。

また,外国企業との取引は,文化が日本とは大きく異なることがあります。
初めて取引をするときには,こちらが当然と思っていることも,相手にとっては当然ではない,ということがよく起こります。

さらに,貿易をするときに,為替相場に左右されたり,輸送費がかかったり,水難事故に遭ったり(時には海賊に襲撃されたり),という様々な問題が発生します。

ということで,結論としては,国際商取引は大変難しいのですが,そのルールを知ればリスクを最小限に抑えることができる,ということです。